先日日本郵便から発表された【EMS・国際小包の送料値上げ】。
2022年6月1日から実施。
送料改定だけでなく、運送コスト高騰による『特別追加料金』も導入。
(特別追加料金は第3、4地帯に適応/オセアニア、カナダ、米国等)
結構高く感じる・・・。
クーリエ、ヤマト運輸を利用
その他対策は?
など、この記事を読むと2022年6月から【EMS・国際小包値上げ】の対策がわかります。
ちなみに個人的にEMSが好きでよく利用しているので値上げはしょうがないけれど、ちょっとショック。
クーリエ便一択になりそうです。
クーリエ、ヤマト国際宅急便などを利用
現在の時点で国際クーリエ便(FedEX、DHL、ヤマト国際宅急便など)で大幅値上げなどの発表はなし。
しかし、クーリエ便(FedEX、DHL)では燃料サーチャージが上昇中。
ということで送料合計金額も値上がり。
ヤマト国際宅急便は今の時点で値上げなし。
ヤマト国際宅急便で発送すると現在のEMSや国際小包と変わらない金額で発送可能。
eBay公式発送ツールのeLogiなら個人でも割安料金でクーリエが利用可能。
クーリエ集荷地域外の場合は特別料金が発生することもあり。
その他年末年始、長期休暇など特別料金が発生する場合もある。
値上げ理由は海外の物価&人件費アップ
2022年6月からの値上げの理由は、世界的な物価の上昇と人件費上昇。
平均値上げ率は郵便の種類で異なり、EMSは約17%、航空扱いは約6%、船便扱いは約28%、航空と船便を併用するエコノミー航空便(SAL)扱いは約6%となる。出典:THE SANKEI NEWS
EMSは2021年に新型コロナの影響で特別料金が導入されたばかり。
2020年にも料金改定があったりと、頻繁に料金改定している印象。
一部地域小型包装物、eパケット停止中
2022年1月現在はコロナウイルスの影響で一部地域(アメリカ、カナダ、オーストラリア)で小型包装物、eパケットも引き受け停止中。
eBayでの販売を小型商品をメインにしていると、送料の方が高くなる場合もありちょっときつい状況。
ヨーロッパ方面はeパケット引き受けアリなものの、届くのに通常時よりも時間がかかる。
北米方面のeパケット早く復活してほしい・・・!
取扱い商品の価格帯を上げる
小さい・安い商品の場合、クーリエ便を使うと商品自体より送料の方が高くなる場合がある。
ということで、
- 取扱い商品の価格帯を上げる
- まとめ売りをする
- eパケット、小型包装物が送れる国をターゲットにする
など、送料が上がっても利益が出るような対策が必要。
料金改定=遅延解消ではない!
先日郵便局の窓口の方から聞いた話。
【EMS・国際小包値上げ】するからと言って、現在も頻繁に起こっている郵便物の遅延が解消するわけではない。
当分の間『特別料金』がなくなる予定はない、とのこと。
ということで2022年6月から【EMS・国際小包値上げ】についてまとめると、
- クーリエ便は今のところ料金変わらず
- 物流費や人件費、物価の上昇が理由
- 取扱い商品の価格を上げる、などの対策が必要
ということがわかりました。
特に小型包装物メインの価格帯を扱っていると送料だけ高くなって不利。
eBayのハードルがますます厳しくなりそうだなーと思いました。
以上、2022年6月から【EMS・国際小包値上げ】についてでした。